モデリングコートの使い方
■モデリングコート【スタータキット】の使い方■
※ご使用前に必ず付属の説明書をよく読み、用途が適合するかどうかを確認・予備テストを行ってからご使用下さい。
【コーティングの準備】
各必要部材を配置します。 作業台の汚れ・接着防止のため、同封の ファイルまたはPE,PP製の板の上で作業して下さい。 |
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筆を使用前にモデリングコート筆洗浄液で洗浄し完全に乾燥させます。 乾燥が不十分だとコート剤がすぐに硬化し、筆が固まります |
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使用する用途に合わせたモデリングコートC1(低臭・低白化)もしくはC2(速硬化)を選定し、筆置きに移します。 |
【ABSの場合】
時間短縮などのためピッチ幅を広げた際に出来る積層線の溝をコート剤で埋め、 研磨ペーパーやコンパウンド研磨することにより、ABS樹脂で成型したようなきれいな仕上がりになり、 プレゼンテーションに使用するモックアップなどに最適です。 | |
専用筆にてコート剤を積層線に差し込むように多めに塗布します。 | |
塗布後、スプレープライマーをスプレーしコート剤を硬化させます。数秒で硬化しますので、積層線にある溝を
完全に埋めるため塗布作業を2~3回繰り返し行なって下さい。 ※スプレープライマーをスプレーした上にコート剤を重ねると筆が固まりやすくなります。 筆が固まった場合は、筆を交換して下さい。固まった筆は、ブラシウォッシャーにしばらく浸けておくとコート剤が取れやすくなります。 | |
コート剤が硬化後、研磨ペーパーにて低い番手から高い番手の順番で研磨し積層線を完全に削り落とします。 (例)#400→#1000→#3000→#8000 ※光沢のある場所はコート剤が残っているので、研磨不足の目安となります。 ※水を使用して研磨する際には、積層が粗いとコートした以外の箇所から水が染み込むおそれがあるので注意して下さい。 | |
最終仕上げをコンパウンドにて行うことにより成形物のような光沢ある造形物が完成します。 ※コンパウンドの荒目から細目・極細など順番で磨くことで綺麗に仕上がります。 コート剤の上から塗装が可能です。 |
【PLAの場合】
コート剤が適度な皮膜を作ることで、そのままでも光沢がでますが研磨ペーパーやコンパウンドで 磨くことにより、ハードコート加工したような深みのある美しい仕上がりになり、完成度の高い造形物の作成が可能です。 | |
専用筆にてコート剤を積層表面に塗布します。 ※積層線がきになる場合は、最初に積層面を研磨ペーパーなどで研磨してからコート剤を塗布して下さい。 |
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塗布後、スプレープライマーをスプレーしコート剤を硬化させます。数秒で硬化します。
塗布作業を2~3回繰り返し行うことで、深みのあるハードコート処理加工したような光沢を作ることが出来ます。 ※スプレープライマーをスプレーした上にコート剤を重ねると筆が固まりやすくなります。 筆が固まった場合は、筆を交換して下さい。固まった筆は、ブラシウォッシャーにしばらく浸けておくとコート剤が取れやすくなります。 | |
コート剤を塗布するだけで、光沢のある造形物を作成できますが、より光沢のある仕上げを行う場合は
研磨ペーパーにて低い番手から高い番手の順番で研磨します。 (例)#400→#1000→#3000→#8000 ※水を使用して研磨する際には、積層が粗いとコートした以外の箇所から水が染み込むおそれがあるので注意して下さい。 | |
最終仕上げをコンパウンドにて行うことによりハードコート処理加工のような光沢のある造形物が完成します。 ※コンパウンドの荒目から細目・極細など順番で磨くことで綺麗に仕上がります。 コート剤の上から塗装が可能です。 |
【使用後】
【筆】 使用後、専用筆はブラシウォッシャーに筆洗浄液を入れ30分~1時間浸けておきます。 コート剤が柔らかくなったらウエスなどでコート剤をきれいに拭き取ります。 拭き取り後、筆を十分に乾燥させ保管して下さい。 |
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【筆置き】 専用筆置きに残ったコート剤は、容器に戻さず直射日光かスプレープライマーで完全に硬化させた後、 筆置きを軽くねじると簡単にコート剤がはがれ落ちます。 取れずに残ったコート剤は付属のヘラで取り除いて下さい。 再使用する際は、筆洗浄液を一度ウエス等に浸して、溝部分を拭いて乾燥させてから使用して下さい。 |
【取り扱い上の注意】
【共通】 | ●幼児の手の届かないところに保管すること。 ●記載以外の用途には使用しないこと。 ●火気のあるところでは使用しないこと。 ●使用中、使用後はよく換気すること。 |
モデリングコートC1,C2 | ●このコート剤は皮フを瞬間に接着するため、十分に注意すること。 ●あやまって指などを接着した時は、お湯の中でもみほぐしながら剥がすこと。 ●万一、目に入った時は、すぐに大量の水で洗眼し、医師の手当てをうけること。無理にはがそうとしたり、 目をこすったりしないこと。 ●布、皮などに多量にしみ込んだ場合、急激に発熱してやけどすることがあるので注意すること。軍手は使用しないこと。 ●容器に残ったコート剤は、容器にキャップをして直射日光に当てて硬化させること。硬化していることを確認し、 廃プラスチックとして各自治体の定めた処理方法に従って廃棄すること。 |
モデリングコート筆洗浄液 | ●未使用及び使用済みの筆洗浄液は、おがくず・ウエスなどに吸収させ産業廃棄物処理業者に委託すること。 空容器を廃棄する際は、中身を完全に除去してから、各自治体の定めた処理方法に従って廃棄すること。 |
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2014-07-31 15:53